「この年末年始に観られる映画って、なにがあったっけ?」
「お正月休みにあの作品、まだやってるかな?」
そんなふうに考えている方にむけて、現在上映中のおすすめ映画をまとめて紹介する記事を作成しました。
- 2025年12月に公開された注目の3作品
- 公開から数ヶ月経った今もなお、支持を受け上映が続いているロングラン2作品
紹介している作品の中で、『ペリリュー 楽園のゲルニカ』は2026年1月第1週・第2週にかけて上映終了となる劇場が多いようです。
年末年始の映画選びに、2025年12月公開映画の忘備録に、本記事が役に立つと嬉しいです。
※上映スケジュールは劇場によって異なりますので、気になる作品は早めに公式サイトや上映館情報をチェックしてみてください。
【2025年12月公開】映画館へ行こう!注目の3作品
- ペリリュー 楽園のゲルニカ(2025年12月5日公開)※1月上旬終了予定
- ロマンティック・キラー(2025年12月12日公開)
- 楓(2025年12月19日公開)
ペリリュー 楽園のゲルニカ|【1月上旬終了予定】命の尊さを刻む、戦後80年の記憶
1万人のうち生存者はわずか34名。
ペリリュー島での過酷な戦いを、かわいらしい絵柄と容赦ない描写で描いた原作漫画をアニメ映画化。
主人公・田丸役の板垣李光人さんと、戦友・吉敷役の中村倫也さんによる熱演が、キャラクターに魂を宿らせています。
かわいらしいキャラクターたちが、次の瞬間にはあっけなく命を落としていく。
そのギャップが、戦争の悲惨さと「生きて帰ろう」という約束の重みを際立たせます。
戦後80年を迎える今、彼らの「生きた証」を映画館でぜひ見届けてください。
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『ペリリュー 楽園のゲルニカ』🌐 公式サイト| 🎫 上映館情報
ロマンティック・キラー|恋愛フラグをなぎ倒す、爆笑必至のエンタメ作
「キラキラした恋愛映画はお腹いっぱい」という人にこそ見てほしい、前代未聞の「非」ロマンティック・コメディです。
上白石萌歌さん演じる限界ゲームオタク・杏子(あんず)が、魔法使いの仕掛ける“恋愛あるある”を力技でなぎ倒していきます。
恋愛フラグを全力で叩き折る杏子の姿に、笑ったりほっこりしたり切なくなったり。
怒涛のパロディ演出やジバニャンの参戦など、カオスな楽しさの裏に「自分らしく生きる」という熱いテーマが隠された、超ド級のエンターテインメントです。
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楓|スピッツの名曲から生まれた、喪失と再生の物語
スピッツの名曲『楓』からインスパイアされた本作は、ただ単にラブストーリーというだけでなく、「喪失と再生」の物語です。
ニュージーランドの美しい情景とともに描かれるのは、大切な人を失った悲しみを抱えながら、それでも生きていく人々の姿。
福士蒼汰さんが一人二役で魅せる繊細な演じ分けと、劇中を彩る様々なバージョンの『楓』が、観る人の心をやさしく包み込んでくれます。
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【あわせてチェック】まだまだ勢いが止まらない!ロングラン2作品
- 爆弾(2025年10月31日公開)
- 国宝(2025年6月6日公開)
爆弾|取調室で繰り広げられる命懸けのクイズ!ノンストップ・ミステリー
東京中を恐怖に陥れる連続爆破事件。
その鍵を握るのは、取調室にいる冴えない中年男・スズキタゴサクでした。
スズキタゴサクを演じる佐藤二朗さんの圧倒的な不気味さと、彼に翻弄される刑事たちの心理戦から目が離せません。
137分という時間を忘れるほどのスピード感と緊張感でで展開する、極上のミステリー。
バラバラの事象がすべて繋がる「エウレカ(発見)」体験を、ぜひ劇場で実感してみてください。
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国宝|圧倒的な映像美で芸の深淵を描く、2025年邦画界代表作
2025年の映画界を揺るがす圧倒的な人間ドラマである『国宝』は、歌舞伎の知識がなくても、その美しさと「芸に人生を捧げる業」に圧倒される作品です。
吉沢亮さんと横浜流星さんという二人の若き才能が、ライバルとして高め合い、もがき苦しむ姿はまさに圧巻の一言。
特に「女形」という虚構の存在を通じて描かれる、「演じることの本質」には、言葉を失うほどの迫力があります。
12月21日には、公開199日間で観客動員1286万人、興収181億円を突破したと報じられた、まさに「国宝」級の傑作です。
ぜひ映画館の大スクリーンと重厚な音響で、虚構が本物を生む瞬間を、味わってみてください。
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まとめ|年末年始の映画初めはどれにする? 今しか観られない感動を劇場で!
2025年12月公開作品は、歴史を刻むアニメーションから、日々のストレスを吹き飛ばすコメディ、そして心を揺さぶる喪失と再生の物語まで、バラエティ豊かな名作が揃っています。
- 最新作で感動したいなら:『楓』『ロマンティック・キラー』
- 終わる前に絶対観るべき一作:『ペリリュー 楽園のゲルニカ』
- 圧倒的な満足感を味わいたいなら:『爆弾』『国宝』
2025年も残りわずかです。
そして新しい2026年が始まります。
忙しい日常を少しだけ忘れて、映画館の暗闇で物語に没入する。
そんな最高の「映画納め」や「映画初め」を、ぜひ楽しんでみてください。

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